僕の娘には、女の子の友達が出来ない!・・・・・・?
育休を取得している、たぬきです。
娘、妻、息子の4人家族です。
日々起きた出来事を漫画にしていきます。
ある日、ママから「エミ(娘)のことで相談があるんだけど、夜時間いい?」と聞かれた。
もちろん、と伝えたけれどママの表情は深刻で、すぐにでも相談したい様だった。
娘が幼稚園に通い始めて3か月。
毎日クタクタになるまで友達と遊んで帰ってくる。
仲の良い友達も何人か出て、ママとは「女子トーク」を毎日しているようだ。
でも娘は僕に対して、幼稚園の出来事をほとんど話さない。
たぶん、そこは女子同士だけ、なのだと思う。
他の事はほとんど聞いているので、
ママが深刻に相談するっていうのは、
「幼稚園」のことなんだろう、と、ピンっ!と来たのだ。
- 女の子の友達が出来ない
今、幼稚園3歳クラスで流行っているものは、
「家族ごっこ」らしい。
これは言い換えると「おままごと」である。
ママの役割が多様化している昨今に合わせて、
単純に子どものお世話や料理をする「ママ事」ではなく、
家族の役割をそれぞれ分担して演じる、「家族ごっこ」なのだそうだ。
娘はそれに入れてもらえない
らしい。
大声を出しながら走り回る
男の子の友達はたくさんいるようだが、
女の子の友達が出来ないことを悩んでいる。
- 父親参観
その話を聞いて、父親参観で拝見した、
娘の絵を思い出していた。
父の日にちなんで、子どもたちは「お父さんの絵」をクレヨンを使って思い思いに描いていた。
3歳児の、とりわけ女の子の絵のレベルに心底驚いた。
ちゃんとお父さんの顔に見える絵、風景で虹を描く絵。
自分が幼稚園、いや、小学生の頃、こんな素晴らしい絵を描けただろうか。
半面、男の子の絵は
自由というか、爆発しているというか、
はっきり言うとヘタ(笑)だ。
そんな絵の中で、ウチの娘の絵があった。
黒と紫のクレヨンでグルグルグルっと、何か手首の運動をしたのかというような絵。
よく言えばマリモ。
これは僕の(父親の)顔なのだという。
もらって「ホアーっ」みたいな声を出してしまった。
虹の絵を描く女の子とウチの娘、レベルが違いすぎる。
聞くと「カレシ」がいる女の子も多いらしい。
そんな女の子とウチの娘が仲良く「家族ごっこ」できるのだろうか。
- 気が気でない、ママ
ウチのママは、一匹オオカミみたいな女性だ。群れない。
一応、コミュニティになんとか馴染めるように、頑張って順応しようとしている。
でもやはり最低限で良いと言い切る様子は、気楽に生きているようにも思える。
だが、娘に関しては別なようだ。
自分の娘にはマジョリティな行動を求め、
「マイノリティでも幸せを感じられるのは運が良かったからだ。」と、
なんとか娘がハブられないように、慌てていた。
僕が父親参観で見たことを伝えるか迷った。
決定づけてしまうような気もした。
なので、先に
「幼稚園の先生に相談してみたら?園内での出来事なんだし」と伝えてからにした。
- 幼稚園の先生に相談する流れ
「何か相談があったらいつでも言ってください」と言う割に、少しハードルがある。
まず、幼稚園バスで送る場合、担任の先生には滅多に会わない。
持ち回りで、毎回違う先生が添乗するからだ。
園に直接送り迎えする場合も、相談はできない。
「(キリがないので)立ち話での相談は辞めてください」と言われているからだ。
ではどうするか。
先生に「手紙を書く」のだ。
紙はなんでも良く、相談したい内容と相談希望の日時を書いて伺いを立てるのだ。
実際には、「いつでも言ってください」の優しいスタンスなのだけれど、
少しハードルを感じた。我々はモンスターペアレンツではありませんっと。
- 結局、そこまで深刻じゃなかった。
先生いわく、そんな大したことじゃないらしい。
男の子と遊んでたりして、「家族ごっこ」に参加するのが遅くなった。
小さいレジャーシートで遊んでいたから、もう枠がないよ。
という事だった。
とりあえず、この話はいったん終わり。
もちろん娘から相談があったらしっかり聞くけど、何度もこの話を蒸し返すのも良くない気がするので。